April 26, 2013

難破船


唄:加藤登紀子、作曲・作詞:加藤登紀子、編曲:白井良明・武川雅寛 (ストリングス)

発売年:1984、アルバム:最後のダンスパーティ

たかが恋なんて忘れればいい、
泣きたいだけ泣いたら。
目の前に違う愛が見えてくるかもしれないと...

そんな強がりを言ってみせるのは、
あなたを忘れるため。
さびしすぎてこわれそうなの...
私は愛の難破船!

折れた翼広げたまま、
あなたの上に落ちて行きたい!
海の底へ沈んだなら、
泣きたいだけ抱いてほしい。

ほかの誰かを愛したのなら、
追いかけては行けない。
みじめな恋つづけるより、
別れの苦しさ選ぶわ!

そんな一言で振り向きもせず、
別れたあの朝には...
この淋しさ知りもしない、
私は愛の難破船!

おろかだよと笑われても、
あなたを追いかけ抱きしめたい!
つむじ風に身をまかせて、
あなたを海に沈めたい。

あなたに逢えないこの街を今夜一人歩いた...
誰もかれも知らんぷりで、
無口なまま通りすぎる。

たかが恋人をなくしただけで、
何もかもが消えたわ!
ひとりぼっち誰もいない、
私は愛の難破船!

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