May 25, 2013

シクラメンのかほり


唄:布施明、作曲・作詞:小椋佳、編曲:萩田光雄

発売年:1975、シングル:シクラメンのかほり

真綿色したシクラメンほど、
清しいものはない。
出逢いの時の君のようです...
ためらいがちに、かけた言葉に、
驚いたように、ふりむく君に、
季節が頬をそめて過ぎて行きました。

うす紅色のシクラメンほど、
まぶしいものはない。
恋する時の君のようです...
木もれ陽あびた君を抱けば、
淋しささえもおきざりにして...
愛がいつのまにか歩き始めました。

# 疲れを知らない子供のように、
時が二人を追い越してゆく。
呼び戻すことができるなら、
僕は何を惜しむだろう。

うす紫のシクラメンほど、
淋しいものはない。
後ろ姿の君のようです...
暮れ惑う街の別れ道には、
シクラメンのかほり、むなしくゆれて、
季節が知らん顔して過ぎて行きました。

# 繰り返し

No comments:

Post a Comment