September 23, 2012

一枚の葉書


唄:沢田知可子、作曲:沢田知可子、編曲:林有三、作詞:沢ちひろ

発売年:1991、アルバム:Cherish

3年ぶりに届いた一枚の葉書に、
誘われて、開けた扉、懐かしい埃の匂い。

座り慣れてたはずの固いベンチ・シート、
思いがけなく痛くて過ぎた時間がここにある。

不思議なものだよね、想い出は、
ひとつ見つけると、拾い集めたくなる。
そしていつか夢中になるの!

笑顔でしか思い出せなかった...
あなたが悲しく振り向いたことや、
早い夕暮れ囲まれて行くのが怖くて、
空っぽの明日に逃げたことも。

花の季節が去ると陽射しが強い街、
タイムカードの時間を気にしながら駅へ急ぐ。

最後まで口をきかず昨日見つめあって、
ふっと、お互い労わりあったふたりの後悔の日々...

冷たいものだよね、想い出は、
一つ間違うと、今日がとてもつらいよ!
そしてやがて胸で逃げてゆく。

涙でしか思い出せなかった!
Kissがホントは嬉しかったことや...
あなたでしか思い出せなかった!
愛に、今頃泣きそうなことも...

愛に、今頃泣きそうなことも...

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